こんにちは!はらけんです。
前回は、学校の先生になるための教員免許の取得の方法について紹介していきました。
実は、教員免許を取得するだけでは、学校の先生になることはできません。公立学校の先生になるには、各都道府県の自治体が実施する、教員採用試験に合格する必要があります。
どの自治体も、一次試験(筆記試験)と二次試験(筆記試験+実技)があります。
今回は、私が教員採用試験の一次試験を合格するためにした準備と勉強法を紹介します!
各都道府県の募集要項を確認する
まず、自分が受けようと思っている自治体のホームページから、募集要項を確認しましょう!
・願書をどこで、いつまで配っているのか
・願書の締め切り日はいつか
・必要書類は何か
・試験の内容
・試験科目の免除対象条件の確認とそれに伴う必要書類
願書をどこでいつ配っているのか
願書をどこでいつ配っているのかを確認しましょう!大体は、市役所や教育委員会で配布していますが、自分が受ける自治体がどこで願書を配布しているか確認しましょう。また、願書の配布期日はいつからいつまでと決まっています。配布期日をすぎて願書をもらいにいっても、願書をもらえず出願することもできなくなります。時間に余裕を持って願書をもらいに行きましょう。
最近では、インターネットで願書を印刷できる自治体や、願書を郵送ではなく、インターネットで提出できる自治体もあります。募集要項を見るときに自分が受ける自治体はどうなっているかの確認をしましょう!
願書の締め切り日はいつか
願書の締め切り日を確認しましょう!いつまで受け付けてくれるのか、必着なのか消印有効なのか、直接持ち込みしてもいいのかなどを確認して、期日までに願書を書いて、必要書類を揃えましょう!
必要書類は何か
出願するのに必要な書類の準備をしましょう。顔写真や教員免許の写し、大学からの証明書など必要な書類の準備をします。準備に時間がかかる書類もあるので、時間に余裕を持って準備できると良いですね!
試験内容の確認
どんな試験が出されるのか確認しましょう!一般的には、一般教養と教職教養と専門教養の三つが出題されることが多いです。マークシート形式なのか記述式なのかも確認して試験の対策をしましょう!
試験科目の免除対象条件の確認とそれに伴う必要書類
受験する教科や学校種によって、資格や一定以上の成績や経験をしていると試験で免除される科目があります。例えば、TOEICを600点以上とっていると、英語の試験が免除であったり、保健体育の先生の試験では、過去に全国大会で優勝していると、実技試験が免除だったり、学校現場で3年以上働いていたら、1時試験免除だったりと様々な条件で、試験科目の免除があります!
免除されるということはつまり、満点で評価されるということなので、合格にグッと近くなります!1つでも、免除対象の科目があれば必ず必要書類を準備して免除の申請をしましょう!
過去問題から出題傾向を調べる
募集要項に載っている、試験科目を確認して勉強するだけでは効率が悪いです。必ず自分が受験する自治体の過去問を手に入れて、出題傾向に合った勉強をしましょう!
過去問は自治体のホームページに掲載してあったり、本屋に過去問集が売っています!受験する自治体を決めたら、過去問題をすぐに入手しましょう!
1度全部解いて、自分が弱い部分は、教育原理なのか、それとも教育法規なのか、各教科に関することなのかを把握しましょう。把握したら、弱い部分に重点を置いて勉強していきます。
参考書や問題集を買って勉強する
過去問題を解いて、自分の弱い部分を把握したら、その穴を埋めるため参考書と問題集を買って勉強していきます。
問題集や参考書は必ず、全部解いてから次のものに手をつけた方がいいです。全部解かないで次の問題集や参考書を買ってしまうと、後半にある問題を解かないままになったしまうからです。もしかしたら、その解かなかった後半の問題が試験に出るかもしれません。そのため、問題集は必ず全部解いてから、次の問題集に手を出しましょう!
書店に行くと、いろいろな問題集や参考書があります。自分に合ったものを選びましょう!一次試験は暗記していれば解くことのできる問題が多いです。暗記の仕方は人それぞれで、文字に書いて覚える人、口で言いながら覚える人、目で見て覚える人など自分に合った暗記法を試して見ましょう!
私は、赤のシートを上から被せたら答えの部分が消える参考書を使って、繰り返し問題と答えを確認しながら暗記するとよく覚えることができました!
特に、「ポケットランナー」シリーズは持ち運びも簡単で移動中に勉強する際重宝していました!おすすめです!!
ポケットランナー 教職教養 [2022年度版] (教員採用試験シリーズ)
一人で勉強するのが苦手な人は、東京アカデミーの講座を受講するという方法もある
筆記試験の試験対策は、過去問を調べて対策を立てて、それに合わせて勉強していくことでできるので、基本的に一人で勉強するほうが効率がいいです。しかし、自分一人で勉強するとなるとサボってしまったり、この勉強法でいいのか不安になる人もいます。
そんな時は、お金に余裕があれば、東京アカデミーという予備校が約3万円〜で教員採用試験の対策講座ををしているので、入会して勉強してもいいでしょう!
https://www.tokyo-ac.jp/
まとめ
今回は、私が教員採用試験の一次試験を合格するためにした準備と勉強法を紹介しました。
教員採用試験の試験範囲はとても広いです。暗記が得意な人であれば3ヶ月で試験の準備は間に合うと思いますが、そうでなければ、受験の1年前から準備をして試験対策をしていくと自信を持って試験を受けられますね!
次回は、二次試験の準備と試験対策について紹介します!
コメント