この一言で僕は学校の先生になることを決めた!教員免許の種類とその取得方法!

学校の先生

こんにちは!はらけんです!

私は、中学2年生の時に学校の先生になることを心に決めました。そのきっかけは、当時の部活の顧問の先生が急性腎不全でなくなる前日に「あとはお前に任せたから」という電話をもらったからです。その時から、自分の使命は、「先生になって亡くなった先生の分まで先生をする!」ということだと思って生きてきました。そして、2018年4月に小学校の先生になることができました!

学校の先生になろうと思う動機はそれぞれですが、実際に学校の先生になるには何をしたらいいのかを今回は紹介していきます。

小学校?中学校?高校?どの先生になりたいのか決めよう!

まず、どの学校種の先生になりたいかを決めましょう!
小学校<中学校<高等学校の順で試験の倍率が高くなります。

給与も小学校<中学校<高等学校の順で高くなります。

私が学校の先生になった、福岡県を例にあげて考えると、令和4年度の志願状況の倍率は、
小学校(1.2倍)、中学校(全教科を平均して3.1倍)、高等学校(全教科を平均して5.5倍)とやはり学校種が上がるごとに、倍率が高くなっていっています。また、教員免許が取りやすい教科(社会や体育等)は平均よりもはるかに倍率が高くなるので注意が必要です。

また、中学校と高等学校は部活動があって、土日も部活があったりしますが、小学校は基本的には部活は無いので土日に部活指導があることはありません。夏休みや冬休みといった長期の休業日も同じことが言えます。

以上のことを踏まえて、どの学校種の先生になりたいか決めましょう!

教員免許の種類と取り方

免許の種類

学校の先生になるためには、教員免許を取得する必要があります。免許がなくても、臨時免許を発行してもらって先生をすることもできますが、基本的には教員免許を取得しないといけません。

教員免許には、短大(2年)を卒業したら取れる2種免許、大学(4年)を卒業したら取れる1種免許、大学院を卒業したら取れる専修免許の3つの種類があります。

免許の種類で給与の差はありませんが、最終学歴は給与に影響します。短大卒の3年目(23才)の先生と4大卒1年目の先生(23才)とでは、4大卒の先生の方が給与が高いです。

免許の取り方

教員免許を取得するには

・教員養成課程がある大学で単位をとって取得する方法
・通信制の大学で単位をとって取得する方法
・教員資格認定試験で合格して取得する方法

の3つの方法があります。

教員養成課程がある大学で単位をとって取得する方法

教育学部が無い大学でも、教員養成過程がある大学だと、卒業要件単位以外に教員免許取得のための単位を取ることで、教員免許を取得することができます。しかし、介護等体験という社会福祉施設での実習や実際現場に行って行う教育実習など、1〜3週間実習にいくためには、それまでにきちんと単位をとっていないと、実習にいけなくなって、教員免許が取得できなくなることがあるので、大学ではしっかり単位をとっておきましょう!

通信制の大学で単位をとって取得する方法

教員養成過程のない大学に通っていたけど、学校の先生したくなった!とか、
自分の通っている大学では、中学校と高校の教員免許しか取れないけど、小学校の先生になりたい!という人たちには、通信制の大学で教員免許を取るのがおすすめです。

私も、大学で保健体育の教員免許をとったものの、小学校の先生になりたいと思い、大学卒業後に高等学校の寮で寮監として働きながら、通信制の大学で小学校の教員免許を取得し、小学校の先生になりました。

基本的には、2重学籍になるからと、大学在学中に通信制の大学で単位を取ることはできないのですが、私の後輩は、在学してる大学と通信制の大学に問い合わせて、中高の保健体育の免許を取りながら、通信制の大学で小学校の教員免許を取得して、卒業と同時に小学校の先生をしている子がいました。問い合わせてみると、許可されることがあるそうです。

教員免許が取れる通信制の大学はたくさんあります。
すでに中学校、高等学校の教員免許を持っている人は、最短で1年で小学校の教員免許がとれるのでこの機会に検討してみてください。

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教員資格認定試験で合格して取得する方法

小学校の2種の教員免許だと、文部科学省が行っている、教員資格認定試験で合格すると取得することができます。
受験資格が高校を卒業していることなので、短大や大学に行かなくてもこの試験に合格すれば免許を取ることができます。その代わりに、めちゃくちゃ難しいです。

一次試験と二次試験があり、

・一次試験は教科教職に関する科目(Ⅰ.Ⅱ)がマークシート式、教科教職に関する科目(Ⅲ.Ⅳ)が論述式
・二次試験は、指導案作成、模擬授業、グループ討議、論作文

となっています。合格率は非公開ですが、およそ10%と言われています。

私は2回受験して、2回とも一次試験で落ちてしまいましたが、以前勤めていた学校では、認定試験を合格して教員免許を取得した先生もいました。

受験料が25,000円と通信制の大学に入学するのと比べるととても安いので、勉強に自信がある人は挑戦してみるといいでしょう!ちなみに、通信制の大学で免許を取るのに、私は、2年で100万円くらいかかりました。

こちらのリンクから認定試験のページにいけます↓
https://www.nits.go.jp/menkyo/

まとめ

今回は、学校の先生になるための教員免許を取得する方法について紹介してきました。
4年制の大学に行って、自分がなりたい教科の先生の教員免許を取ることが一番面倒が少ないです。しかし、在学中に違う教科や違う学校種の先生になりたいと思ったら、通信制の大学や教員資格認定試験で免許を取得するという道があることも知っておくとよいですね!!

次回は、教員採用試験を受かるための試験対策や勉強方法について紹介します。



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